長く繁栄するビジネスを構築していくために絶対に必要なこと
どうも!中江です。
今日は、僕が実現したい世界をあなたにお伝えして、このブランドメディア構築クラブの案内を締めくくらせてください。
僕は、人生をかけて、世の中を「ブランド」と呼ばれる存在で溢れさせたいと思っています。
ブランドとは「究極の価値になること」とお伝えしましたが、これはあくまでも、ビジネス的な視点での定義です。
僕は、同時にブランドとは、「世のため・人のため」という志に目覚めた存在だと思います。
志と聞けば、たいそう立派なモノに聞こえるかもしれませんが、
シンプルに
こういう人のために
という思いがあればOKです。
というか、最終的にはこういう志に目覚めないと、「ブランド」なんて成立し得ません。
というのも、エネルギーの循環が起きないからです。
志がない状態というのは、極論を言えば「自分のため」だけにビジネスをしている状態だということです。
一番わかりやすいのは、自分が稼ぎたいからというものです。
ちょうど、昨日、とあるビジネスを教えている人のセールスページを目にしました。
いわゆるビジネスの講座の塾です。
どんなことを謳い文句にしていたというと、
最低でも100万円以上を稼がせ、100%の人に人生が激変するほどの金額を手に入れてもらう。必要なのは指一本だけ。F5ボタンを押してツールを稼働すれば、完全無思考状態で稼げる。地球が滅亡するま、孫の代まで稼ぎ続けることが出来ます。もし1円も稼げなかったら全額返金します。
塾の価格は30万円。
まぁ、よくある高額塾のひどい版です。
どういうロジックなのかというと、
入塾したら、自動リスト収集ツールを渡すから、その収集ツールを起動すれば、あなたは何もしなくても、自動でメールアドレスを集めてくることができます。そのリストを1件あたり5000円〜1万円の価格で自社で買い取ります。
というものです。
でも、実際に蓋を開けてみると、リスト収集ツールは、自動ではありません。
ポチッとボタンを押しても、結局、自分で、メールアドレスを集めてこなくてはいけなくて、さらに言えば、集めても、1件あたり600円程度でしか買い取ってくれないそうです。
まぁ、グレーというより詐欺ですよね。笑
普通の人は引っかかりませんが、これを30万円で買う人は結構います。日々の日常に疲れ切って、IQが下がっている上に、ありとあらゆる心理的なテクニックを使って買いたくなるように仕向けてくるからです。
こういうやり方をすれば、数千万円とか数億円とか売上は上がると思います。
でも、こういうやり方をすると、相手から返ってこないんです。
間違いなく、リピートはしないですからね。笑
大きな金額のお金と引き換えに、ありとあらゆるものを失います。
まぁ、まず、買った人からの信用を失うでしょう。
これを買った人は、この主催者の人に恨みを持つでしょうし、もう二度とこの人から何かを買うことはないでしょうし、周りの人に悪評を撒き散らすでしょう。
となれば、ビジネスを続けていくためには、常に新規顧客を開拓し続けなければなりません。また、仮に新規顧客を開拓し続けるとしても、精神的に疲弊していきます。
というのも、本当の自分を偽っているからです。
これは苦しいですよ。
本人も分かっているはずなんです。
こんなことは嘘だって。
でも、自分が稼ぐためにその嘘をつき続けないといけないんです。
この苦しさから逃れるためには、狂ってしまうしかありません。
動画で話していた彼の目は、普通の人の目じゃないですし、全く幸せそうじゃないんですね。
こんな異常な状態は、恐らく、何年も続けられないでしょう。
ビジネスを長期的にやっていくためには、エネルギーの循環を意識することが大切です。
世の中で「ブランド」を築き上げている人は、そこを体現しています。
例えば、静岡県の富士市に杉山フルーツという果物屋さんがあります。
杉山フルーツは、吉原商店街にある、個人商店の果物屋です。
正直、商店街にあるような個人商店の店は、大型スーパーマーケットが日本中に進出してから、厳しくなっているという現状があります。
それは実際の数字にも出ていて、個人商店の果物屋はたかだか十年で、約4万軒あった店舗が、2万軒台にまで減ってますからね。
杉山フルーツがある吉原商店街も、最盛期には120店舗あったのが、今では60店舗にまで落ち込んでいます。
でも、この杉山フルーツは、例外的に売上は右肩上がりで、平均顧客単価は3000円〜5000円という同業者の平均の倍の数字を出し、1万円もするようなメロンが年間で7~8000個も売ってます。
なぜ、こんなことが可能なのかというと、「お客さんのため」を本当に思って商売しているからです。
例えば、まず、毎朝、日本最大の果物市場に出かけ、店長自ら目利きをしてフルーツを選びます。
そして、店に戻ったら、更に従業員と買ってきた果物の品質を確かめて、
お客様はこれで満足するのか
と検討するそうです。
そして、果物の種類によっては、果物農家にまで直接、足を運んで買い付けまでしにいきます。
また、仕入れた果物も一旦、箱から全部出して、傷んだものや形の悪いものは抜くという作業までします。
お客さんに新鮮で、本当に美味しい果物を食べてもらいたい
という一心だと思います。
お客さんに対して、手間と時間をかけて本当にエネルギーを注いでいるんです。
普通の果物屋さんでここまでするところは、ほぼないですからね。
じゃあ、どうなるのかというと、
杉山フルーツで果物を買っていけば間違いない
と言って、お客さんが列をなしてやって来るんです。
また、こういう会社やお店では、従業員も誇りを持って、幸せを感じながら、輝いて、仕事ができるでしょう。
自分がやっている仕事が、何のために存在して、どういう人に喜んでもらえているのか、がわかるからです。
まさに、循環ですよね。
自分が「世のため・人のため」とエネルギーを注げば、それが色んな形で返ってくるんです。
ブランドを成立させる条件は、言い換えるなら、
職分の本質を追求する
ということです。
つまり、
- 何のためにこの仕事は存在するの?
- この仕事を通じてどんな人のお役に立てるの?
- この仕事の価値は?
- この仕事の社会にとっての役割は?
- この仕事を通じて、どんな世界を実現していきたいのか?
こういう仕事の本質を追求することですね。
この姿勢があれば、間違いなく、長く「ブランド」として繁栄していくことができます。
僕は、ブランドクリエイターとして、こういう存在(個人・会社)を生涯かけて増やしていきたいと考えています。
今すぐ、この答えが導き出せなくても、大丈夫です。
こうしたことを日々、自問自答していくしていくことで、
必ず見つかっていくので。
このブランドメディア構築クラブで、Web集客やのスキルを学ぶだけでなく、こういう姿勢で、日々の作業に取り組んでいってもらいたいなと思います。
そうすれば、半年後には、今、あなたが見ている景色は、大きく変わるでしょう。
ビジネスとして大きな結果が出るだけでなく、本当にいろんな方から信頼され、応援され、充実感に満たされ、心の底から幸せを感じることができ、周りや世界を変えていけるようになります。
ブランドになるための最初の一歩は、まず、自分がどんな現状にいようが、「ブランドになる」と、志すことです。
僕もまだまだ、道の途上です。
共に、このブランドメディア構築クラブで、その一歩を踏み出しましょう。