目に見えない場の影響力ってバカにならない

どうも!ブランドクリエイターの中江です。

先日、やっとですが、今年一発目のセミナー終わりました!

「0→1」のコミュニティ作りの話から、これからの時代のコミュニティ作りまで、網羅するセミナーでした。

色々と話してきたんですが、今日はコミュニティ作りにおいて大事な「場の影響力」っていう話をしたいと思います。

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コミュニティの具体的な形は、オンラインサロンでも、通信講座でも、リアルの講座でも何でもいいんですが、「場」って大事ですよってことです。

「場」とは、自分を取り巻く関係性を含めた環境のことです。

人は常に、良くも悪くも「場」の影響を受けながら、生きています。

例えば、大学受験。

ぶっちゃけ、大学受験レベルの難易度であれば、今の偏差値に関わらず、ちゃんと正しい努力をすれば、東大や京大にだって行くことはできます。

でも、自分が所属する「場」によって、その可能性というのは大きく変わります。

例えば、

✅歴代の生徒で誰も東京大学に行ったことがない高校
✅毎年、成績を大幅に伸ばし、東京大学に合格する生徒を多数輩出する高校

という2つの高校があったとします。

僕が通っていた高校は完全に前者の高校で、「歴代、誰も東大に行ったことがない高校」でした。

偏差値は35で、大阪の中でも最底辺の高校です。

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まず、授業を真面目に受けるという概念がなく、移動教室とか、授業始まってから20~30分経たないと、人は揃いません。笑

こんな僕でも、勉強の仕方によっては、東大にいくことは可能です。

でも、そんな場にいたら、東大にいくという発想にすらなりません。

そもそも、周りの友達は、大学に行くという概念すらありません。

だって、卒業後の進路は

就職
専門学校

の二択だからです。

当然ですが、学校の先生たちも、東大に合格するための勉強法とか知りません。

だから、周りの誰に聞いても、行く方法すらわからないのです。

そんな場にいて、果たして、東大に行けるのかというと、ほぼ不可能に近いです。

でも、それが毎年のように東大に大逆転で合格している生徒をたくさん輩出している高校であればどうか?

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多分、僕はそういう高校に入ったら

あ、最初は僕と同じレベルの成績の子でも東大いけるんだ

って思うはずです。

しかも、その高校には、東大に行くためのルート(ノウハウなど)が蓄積されています。

だから、「どうやって東大に行けるの?」と聞けば、「こうすればいいんだよ」と教えてくれる人も周りにいっぱいいます。

その通りに実践して、勉強している同じクラスの子はどんどん成績が伸びていっています。

こんな場にいたらどうでしょう?

恐らく、東大合格の可能性がグッと近づきます。

これが目に見えない場の影響力です。

重要なのは、そのコミュニティーの中に、メンバーのストーリーが蓄積されていってることです。

メンバーのストーリーとは、理想世界を目指して歩き、立ち塞がる壁を乗り越えて、成長していってるストーリーです。

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ストーリーが目に見えない「場」の影響力を作り出します。

そのコミュニティで掲げている理想世界に向かって、メンバーが共に歩み、成長していくストーリーが蓄積されていれば

このコミュニティに所属していれば、自分もその理想世界にいけるかも

と思ってもらいやすくなります。

それは東大合格者を輩出しまくっている高校に所属していたら、自然と「俺も東大に行けるかも」と思えるようになる原理と同じです。

そして、実際に行っている人が行けば、そこに至るまでのノウハウも蓄積されていくので、行ける可能性もグッと高まるでしょう。

だから、コミュニティを運営するんだったら、メンバーの人が成長ストーリーを歩めるような体制作りがとても大切です。

ポイントとなるのは、コンテンツを渡すだけじゃなくて、それを実践してもらい、フォローアップする体制を取ることです。

コミュニティというのは、コンテンツを渡すだけでは成立し得ません。

コンテンツを渡すだけというのは

理想世界はあそこだよ。そこにいくための方法はこのコンテンツに書いているよ。後は一人で頑張ってね

という図式になります。

これでは共に共通の理想世界を目指す集団になり得ないのです。

僕が運営している月額制のオンラインコミュニティの「ブランドメディア構築クラブ」でも、

 

WEB集客に関するありとあらゆるコンテンツは提供しています。

ですが、それだけではなく、実践とフィードバックのための

Facebookグループ

を2つ用意しています。

一つは、ブログ記事などのメディアのコンテンツを投稿してもらい、それに対するフィードバックをしていくグループがあります。

記事を投稿してもらえれば、僕からコメントをもらうことができます。

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ぶっちゃけ動画コンテンツを見たからと言って、そのまま正しく実践できる人なんて、1割もいないでしょう。

同じコンテンツを見ても、学べる量も、実践の再現性も人によって違います。

だからこそ、フィードバックがいるのです。

実践して、フィードバックするからこそ、コミュニティメンバーは

あ、この道で正しいんだな

こっちは行き過ぎだったのか

と軌道修正ができます。

フィードバックが返ってくるからこそ、コミュニティメンバーは更なる歩みを進めることができるのです。

また、他にも「行動を習慣化する」というグループも作っています。

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このグループは、明日の予定と行動分析を毎晩投稿してもらうというグループです。

メディア作りって、本当に行動の習慣化が重要で、上手くいっていない人の大半が、メディア作りにコンスタントに取り組むということができてないだけなんですよね。

どれだけ正しいノウハウやルートを知ってても、実践しなけりゃ意味ないので。

元々、ブランドメディア構築クラブもコンテンツだけ最初配ってましたが、やっぱり行動する人とできない人に分かれたので、このグループを作ったわけです。

行動の習慣化って、別に最初はなんでもいいんです。

極論、メディア作りに関係なくてもいい。

明日の予定と、今日何をしたかだけを投稿するという、誰でも5分あればできることをやってもらってます。

それでも1つ何か習慣ができることの意味は大きいです。

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習慣化の感覚が身につくので。

一つできれば、後はそれにひっつけていけば、他の行動も習慣化できるようになります。

例えば、次に毎日ブログ記事を30分書くとか。

だから、このグループをやってるというわけです。

ここに入っている人は、まじで激変していってます。

行動できなかった人が、毎日行動できるようになり、集客においても結果を出していってます。

だから、こういうフィードバックの体制を作ることで、コミュニティメンバーは成長し、ストーリーが蓄積されていくのです。

ストーリーが蓄積されれば、自然と、

このコミュニティに所属していたら、成長できる。結果が出せる

という場が形成されるので、コミュニティが循環していくことになります。

なので、コミュニティ運営をしたいという人は、ぜひ、この場の力を作るということを意識してみてください。

では、今回は以上になります!ありがとうございました!